こんにちは!パピヨン2匹の飼い主「りゅう」です。
北海道在住のわたしですが、妻の実家が東京のため、これまでに愛犬のパピヨンを連れて5回ほど飛行機に乗りました。
この記事では、小型犬を連れて飛行機に乗る際の具体的な流れと、私が直面した様々な状況について詳しくご紹介します。
予約の仕方から、空港での手続き、機内での注意点まで、愛犬との快適な空の旅を実現するための実践的なアドバイスを解説していきます!
小型犬と飛行機に搭乗するときの「基本知識」
小型犬を連れての飛行機旅行は、事前の準備とポイントの把握がとても大切です。
一緒に快適で安全な空の旅を楽しむために、いくつかの重要なポイントを知っておきましょう!
輸送環境について
飛行機での移動は小型犬にとって決して楽なものではなく、しっかりと環境について知っておく必要があります。
ANA
ペットが搭載される貨物室には、ペット以外に手荷物や貨物も搭載されます。
貨物室内の環境は、ペットの健康状態に様々な影響を与え、ペットが衰弱、もしくは死傷する場合があります。
湿度・温度
空調機にて貨物室内の温度や湿度を管理しておりますが、外気温などの影響により、客室とは環境が異なる場合がございます。特に夏場は気温や反射熱の影響を受けて高温になることも考えられます。
また、航空機への搭載作業は屋外となる為、夏場や冬場は温度・湿度に大きな変化が生じる場合がございます。
音
離着陸時や飛行中は、航空機のエンジン音・機械操作音・風切り音等、また、航空機への搭載や取り降ろし時は、エンジン音・地上車両の走行音等が聞こえます。照明
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飛行中は貨物室内の照明が消え、暗室となります。
JAL
温度・湿度
ペットをお預かりする貨物室内は客室内と同じ温度・湿度となるよう空調管理を行っておりますが、気温や反射熱の影響を受けて高温になることも考えられます。出発間際までは空調の効いた場所や日陰にてお預かりいたしますが、航空機への移動、乗り降りは屋外となるため、季節によっては温度・湿度に大きな変化が生じる場合がございます。
夏季・冬季期間の注意事項
夏季(5月1日から10月31日まで)
高温・多湿の環境となります。外気温の影響を受けやすい日中の時間帯は避けていただくことをおすすめいたします。また、お預けいただく前に十分な水分補給をお願いいたします。
暑さに弱い子犬、高齢犬、短頭犬種については、輸送の時期・時間を十分にご留意ください。
冬季
地域によっては、外気温が零度を下回る場合もあり、厳しい温度環境となりますので寒さに弱い場合は輸送について十分にご留意ください。照明・気圧
飛行中は照明が消え、暗室となります。また気圧に関しては0.8気圧(2,000mの山頂と同程度)となるため上昇中、下降中の気圧の変化で耳の機能などに悪影響を与える恐れがございます。ペットをお預かりする貨物室内は客室内と同じ温度・湿度となるよう空調管理を行っております。
音
離発着時や飛行中は機械操作音や風切り音(地上では聞かない音)がします。また、航空機への搭載・取り卸し作業時には航空機や地上車両の音が聞こえます。
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上記のとおり、決してワンちゃんにとって快適と言える環境ではありません。
過去には死亡事例も
残念ながら飛行機搭乗に際して、大切なワンちゃんが死亡してしまった事例も報告されています。
リスクが0ではないことを理解しておきましょう。
- 参考(ANA):過去の死亡事象について
- 参考(JAL):死亡事例について
飛行機に乗せることが難しい犬種について
すべてのワンちゃんが飛行機に乗れるわけではありません。
特定の犬種は、健康上の理由や環境への適応性の問題から、飛行機での移動が困難な場合があります。ここでは、飛行機に乗せることが難しい小型犬の種類と、その理由について詳しく解説していきます!
飛行機に乗せることのできない犬種(ガイドライン)
ANA
大型犬などの場合、ペットケージの大きさにより航空機にお乗せできない場合もございますので、事前にANAまでお問い合わせください。
毎年5月1日~10月31日の夏季期間は、他の犬種と比較して高温に弱く、熱中症や呼吸困難を引き起こす恐れのある「短頭犬種」のお預かりを中止させていただいております。お預かりを中止している短頭犬種
ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ボクサー、シーズー、ボストン・テリア、ブル・テリア、キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ
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JAL
短頭犬であるブルドッグ、フレンチブルドッグはお預けいただけません。
パグ、チン、ボストンテリアなどその他の短鼻犬・短頭犬、ブルドッグ・フレンチブルドッグの雑種はお預けいただけます。
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特殊な理由で飛行機に乗せることができない場合も
ANA
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- 売買用/産業用の動物ではない
- 妊娠していない
- 若齢(生後4カ月未満)ではない
JAL
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- 規定の重さ、大きさであること
- 妊娠中ではない
- 生後8週間以上経過している
- 産業用、商業用ではない
健康上の理由で乗せることが難しいことも
ガイドラインをクリアしていても、健康上の問題により、飛行機に乗せることを控えるべきワンちゃんもいます。
下記のようなワンちゃんは、旅行前に獣医師の意見を聞き、必要に応じて他の交通手段を検討することが重要です。
- 呼吸器系の問題を抱えている → ブルドッグやパグなどの鼻が短い犬種は、呼吸器系の問題を持つことが多く、飛行機のキャビンの気圧や空気の質がこれらの犬種の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 心臓疾患を抱えている → 一部の小型犬は心臓疾患を持っていることがあり、ストレスや高度の変化が重症化のリスクを高める可能性があります。
- 高齢または病弱な犬 → 年齢が高い、または健康状態が不安定な犬は、飛行機旅行によるストレスに耐えられないことがあります。
環境適応が難しいワンちゃんも搭乗を控えるべき
環境への適応性も、飛行機に乗せる際の重要な考慮事項です。
特に以下のような特徴を持つワンちゃんは、飛行機での移動を控えるべきです。
- 神経質または恐怖を感じやすい → 神経質なワンちゃんは、飛行機の騒音や振動に強いストレスを感じる可能性があります。
- 適応力が低い → 適応力が低いワンちゃんも、飛行機での移動が困難です。適応力の低いワンちゃんにとって、飛行機での移動は、極度の不安を引き起こし得ます。
ご自身のワンちゃんの性格や個性を考慮し、獣医師と相談し、健康状態に応じて飛行機移動の可否を判断することが大切です。
航空会社ごとの小型犬の扱いについて
小型犬との飛行機旅行を計画する際、航空会社によるペットの扱い方についてわずかに違いがあるので、確認しておきましょう。
特に、国内線と国際線での取り扱いや、航空会社ごとのルールと料金体系は大きく異なります。
国内線と国際線の違い
国内線と国際線では、小型犬の扱い方に顕著な違いがあります。これは、国際線の場合、入国する国の動物輸入規制や検疫の要件に従わなければならないためです。
国際線では、目的地の国の規制が厳しいことが多いです。これには、特定のワクチンの接種証明や健康証明書が必要になることがあります。また、一部の国では特定の犬種の入国が禁止されている場合もあるため、事前のリサーチが不可欠です。
各航空会社のペット料金
航空会社によって、小型犬を同伴する際のルールや料金が異なります。
ANA
ペットをお預かりする際は、無料手荷物許容量に含めず下記の料金をいただきます。
国内ペット料金 6,500円(* 一部路線は4,500円)
北海道内路線、東京(羽田)=八丈島、福岡=対馬/五島福江/宮崎、長崎=対馬/壱岐/五島福江、沖縄(那覇)=宮古/石垣/沖永良部/奄美、鹿児島=種子島/屋久島/喜界島/沖永良部/与論/奄美/徳之島、奄美=喜界島/徳之島/与論、徳之島=沖永良部、熊本=天草
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貸し出し用のペットケージのご利用有無にかかわらず、ペットケージ1個につき1区間あたり上記費用をお支払いいただきます。
JAL
ペットクレート1個1区間あたり4,400円~6,600円
路線・搭乗日により料金が異なります。
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原則として犬・猫・うさぎ・ハムスターなどはペットクレート1個につき1匹(羽)ずつ、小鳥などは1個につき1種類2羽程度までのお預かりとなります。
機内持ち込み時はペット料金はかかりません。
小型犬を飛行機に乗せる際の手続きの流れ
小型犬を飛行機に乗せる際には、いくつかの重要な手続きが必要になります。必要な書類の準備から、チェックイン、搭乗までの流れを詳しく解説します!
※動画でも解説しています
YouTubeにて動画でも解説しているので、一連の流れは動画の方がイメージしやすいかもしれません!
① 事前予約サービス
ANAとJALの両方に、事前予約サービスがあります。
航空券購入のタイミングで、事前予約しておくと手続きがスムーズになります。
ANA
- ANA → 受託・お手続き締め切り時刻はご予約便の出発時刻の「90分前」まで
- JAL → 出発時刻の「40分前」まで!
上記のようになっています。時間に余裕を持ってチェックインしましょう。
- ANAウェブサイト(PC・スマートフォン)
- ANA国内線・予約案内センター
上記のどちらかより手続きが可能です。
詳しくは公式ページ内の「事前予約サービス・料金」を参照してください。
JAL
「ペット料金事前お支払いサービス」というサービスがあります。
詳しくは「ペット料金事前お支払いサービス」を参照してください。
② 空港で、必要な書類と同意書へのサイン
国内線で飛行機にペットを預ける際に、ワクチン接種証明書などの書類は提示の必要がありません。
ただし、必ずサインする「同意書」には、ワクチンや狂犬病などの接種がしてあることが同意事項として明記されているので、飛行機に乗せる際は、事前に必ず打っておきましょう。
ANAのワクチンや狂犬病に関するガイドライン
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- 初めて航空機を利用される場合、またご利用に際して心配される場合は、獣医師へ相談されることをおすすめいたします。
- 獣医にご相談のうえ、ペットにあったワクチンの接種を受けていただきますようお願いいたします。
- 犬の場合は狂犬病予防法で定められたワクチン接種を1年以内にお受けください。
JALのワクチンや狂犬病に関するガイドライン
・狂犬病のワクチンを1年以内に接種していること(犬のみ)
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各種証明書は荷造りの段階でカバンへ!
また、旅先での宿泊や、アニマルカフェ、ドッグランなどを利用する際は、ほとんどの場合
- ワクチン接種証明書
- 狂犬病の証明書
が必要になるので、飛行機搭乗時に必要がなくとも、荷造りの際に必ず忘れないようにしましょう!
③ チェックインから搭乗までの流れ
早めの到着
ペット同伴のチェックインは通常よりも時間がかかるため、早めに空港に到着しましょう。
カウンターでのチェックイン
- ANA → 手荷物預けカウンター
- JAL → ペットとおでかけサービスカウンター
上記のとおり、各航空会社にて専用カウンターへ行き、必要な書類の提出と同意書へのサイン、チェックイン手続きを行います。
なお、ANAの場合、プレミアムクラスの専用カウンターでも手続き可能です。
手荷物受取所で受け取り
目的地に着陸後、手荷物が流れてくるレーンにて待機しましょう。
CAさんもしくは係の人が、専用受取カウンターにクレートに入ったワンちゃんを届けてくれます。
あとは本人確認をして、引き取り完了です。
飛行機の搭乗時と、機内の様子について
ANA
お預かりしたペットは車両にてご搭乗便までお運びいたします。
夏場・冬場の温度変化について
航空機への移動、乗り降りは屋外での作業となるため、特に夏場や冬場は、温度や湿度に大きな変化が生じる場合がございます。
お預かりしたペットは貨物室(バルクカーゴルーム)にお乗せします。
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貨物室は空調機にて温度・湿度を管理しておりますが、外気温などの影響により客室とは環境が異なる場合がございます。
JAL
飛行機にのるまで
空港内の手荷物置き場は空調がないため、出発直前までカウンターでお預かりしたのち、飛行機まではカートで大切にお運びします。
飛行機内
お預かりしたペットは貨物室(バルクカーゴルーム)でお預かりします。
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小型犬との飛行機旅行を快適にするためのグッズ【筆者も愛用】
飛行機での小型犬との旅行は、適切なグッズを準備をすることで、何倍にも快適になります。
ここでは、愛犬との空の旅をより快適なものにするためのグッズを、筆者が実際に利用しているものをベースに解説します!
① クレート
クレートは、機内で安心して過ごすための「家」になります。
普段から使い慣れたものを選ぶことで、愛犬のストレスを軽減につながります。
クレートを購入する際は「IATA」基準のものを選ぼう
クレートには、「航空会社の規定(IATA)」というものが存在します。
IATAを満たしていないクレートは、そもそも機内に持ち込めないので、用意する際は必ず下記のIATAを満たしたクレートを用意しましょう。
ANA
IATA規定に適合した、航空輸送に耐えうるペットケージでの輸送のみ承ります。
<ペットケージの条件>*すべての条件を満たす必要がございます。
- 頑丈な屋根がついている
- 丈夫なケージである(硬質プラスチック、金属製、木製など)
- 換気用の窓が備わっているなど通気性がある
- 外側に機能的な取手付がついている
- 逃亡や接触を防ぐために鍵がついている
- 車輪は取り外しが可能、または固定が可能
- ペットが立つ、座る、寝る、回転できる大きさである
- 吸水剤の下敷きなどがあって、液体や汚物などが外に漏れないよう耐水装置がある
- 保冷マット、飲み水やエサ用の適当な容器や皿が、ペットの状態や輸送時間に応じて準備されている(乗継地でのエサやりは不可となります)
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5月1日~10月31日の期間は、通気性が悪くなり危険なため、ペットケージを二重にすることや、ペットケージにカバーを取り付けた状態でのお預かりはできません。
JAL
ペットをお預けの際は、お客さまご自身のクレートをご用意いただく他、弊社でのクレート貸し出しも実施しております。感染症予防などのため、クレートは貸し出し前に消毒を行っております。
お客さまご自身で準備されるクレートのご注意点
IATA基準に準拠したクレートをご準備ください。
- ペットが立ち上がったり横になるなど、動き回ることが可能な大きさのもの
- (大きさの目安はJAL所有のクレートのサイズをご確認ください)
- 硬質プラスチック製かグラスファイバー製、木製などの強度の高い素材であり、水漏れしないもの
- (ソフトクレート、折り畳み式クレート、底面以外が金網状または格子状となっている鳥かごタイプのクレートはお引き受けできません。)
- 換気が十分にできるもの
- ペットが外に出られないように外側から施錠できるもの
- 扉のロックピンは差し込んだ際に、押出口から少なくとも1.6mmでていること
- 容器の留め具(ナットとボルト)がある場合、しっかりと固定されていること
- 車輪がついている場合、取り外しが可能、または固定が可能なもの
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お客さまのクレートがペットの安全な輸送に適当でないと弊社が判断した場合や貸し出しクレートのご用意ができなかった場合は、お客さまおよびペットの搭乗便を変更させていただくことがございます。
「IATA」を満たしたオススメのクレート
実はペットショップやホームセンターには、IATA基準を満たしたクレートの品揃えが良くありません。
(少なくとも筆者の住んでいる札幌では、何店舗回っても、いいものがありませんでした)
というわけで購入は通販がおすすめです。
その中でも「アイリスオーヤマ」のペットクレートがIATA基準を満たしており、お手頃価格なのでオススメです!
我が家にあるアイリスオーヤマの実物
※クレートの用意は必須ではない
クレートについて解説したものの、実は筆者は愛犬の飛行機用のクレートを持ち込んでいません。
というのも、
- クレートは荷物になってしまうから
- 航空会社でクレートを貸し出してもらえるから
です。
普段から自宅や外出先で使用しているクレートがあれば、ワンちゃん的にもリラックスできることは確かです。
その代わりに、筆者は「PETiCO(ペチコ)」というペットキャリーを愛用しています。
② ペットキャリー(PETiCO)
ペットキャリーとは、ワンちゃんがお出かけ時に入れるクレート型のキャリーです。
その中でも特におすすめなのが「PETiCO(ペチコ)」です。
「ペットと一緒に旅行に行きたい」
「帰省する時の荷物を減らしたい」
「愛するペットといつも一緒にいたい」PETiCO(ペチコ)は、
PETiCO公式
そんな想いから生まれた、
日本発のペットキャリーブランドです。
上記のとおりで、PETiCOはペットと旅行やお出かけをする時に大活躍します。
リュックやクレートという選択肢もありますが、荷物になるし、揺れるし、犬も窮屈です。
PETiCOは中型犬まで入れる2サイズ(M, L)展開のキャリーで、軽量な素材ながらとても丈夫で移動もとても楽ちんなんです…!
PETiCOの上に荷物を積んで移動もできるので、さらに荷物が減るというメリットづくしの代物。
さらに公共交通機関に一緒に乗れるので、電車やタクシーも使えます。
外出先でハウスとして使える
PETiCOはキャリーにストッパー(特許取得済らしい)がついており、固定することができます。
外出先では、ハウスとして使うことができるので、クレートもギリ必要ないと我が家は判断しました。
この「ハウスとしても使える」というのがとても偉くて、ペット可のコテージや帰省先の実家でも、落ち着く空間として、いつもその中で寝たりしています。
PETiCOがあるだけで、帰省や移動がペットにとっても飼い主にとってもストレス減少するので、めちゃくちゃオススメです!
※ただし、PETiCOをクレートとして飛行機に乗せることはできません。あくまでも機内はレンタルしたクレートで過ごしてもらっています。
日頃からPETiCOで外出したりしているので、それに慣れてうちの愛犬2匹は、問題なくレンタルのクレートでいけています。
③ ウォーターボトル
搭乗前と着陸後には、しっかりと水分補給をさせてあげる必要があります。
そんな時に役立つのが「ウォーターボトル」です。
水を入れておける水筒+ボウルがセットになったグッズで、いつでも水を汲んでおけばワンちゃんに水分補給させられます。
旅先では必須アイテムなので、一つ持っておくといいでしょう!
ちなみに我が家では、SHIENで買った300円くらいのやつを使ってます。笑
給水機はサービスでクレートにつけてもらえる(ANA限定)
機内での水分補給のために給水機も必要かと思いますが、なんとANAは航空会社の方でサービスで取り付けてもらえます。
ANA
- 給水器サービス
給水器へ入れるお水は事前にご用意ください。
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我が家ではいつもANAを利用しているので、給水機は用意していません。
※冬季期間は給水機サービスはないので、持参する必要があります
※JALは全期間通して持参する必要があります
④ おもちゃ
機内でワンちゃんが少しでもリラックスして過ごせるように、お気に入りのおもちゃを入れてあげましょう。
機内での退屈凌ぎにもなります!
預ける際に、クレートの中に入れてあげればOKです!
ただし、音が出るおもちゃは他の乗客の迷惑になる可能性があるので避けるのが無難です。
⑤ ブランケット
交通機関での移動時など、少しでも愛犬がリラックスできるように、クレートやキャリーを覆える程度のブランケットを用意してあげましょう!
こんな感じで被せてあげます。
小型犬と飛行機に5回乗って、実際にあったハプニング
これまで5回愛犬と一緒に飛行機旅行をして、実際にあったハプニングエピソードも紹介しておきます。
① クレートに敷いてくれたダンボールをビリビリに破いちゃった
毎回のサービスではないのかもしれませんが、たまに航空会社のご好意で、ダンボールのような素材の床敷きを入れてくれることがありました。
それを毎回ビリビリに破き、キラッキラの笑顔で出てきます。
誤飲のリスクも考えられるので、今では敷いてもらわないように、こちらから伝えています。
同じように遊んじゃうワンちゃんの飼い主さんは、要注意です!
② クレート内に愛犬のお気に入りのおもちゃを忘れてきちゃった
これも一度だけありました。
かなりお気に入りの硬いゴム素材のコロネのようなおもちゃで、忘れてきちゃったときは申し訳なさと同時にとても心苦しい気持ちになりました。
(その後同じものを買い直しました…)
愛犬を引き取る際は、クレート内を最後にしっかり確認するようにしましょう!
③ 滑走路混雑の影響で、飛行機の着陸が2時間遅れた
これも2回くらい経験しました。
人間は辛抱できても、愛犬にとっては結構辛かったと思います。
それでも元気な姿で再会することができましたが、できるだけ着陸遅延のリスクのないように、天気予報等しっかりチェックして旅行計画を立てることが望ましいと思いました…!
(滑走路云々のことはどうすることもできませんが…)
このように色々なハプニングがありながらも、引き取り時から元気に待っててくれる愛犬には感謝しかないです。ちなみに交通機関での移動はペットにとって負担のかかるものですが、実は飛行機移動がペットにとって一番負担の少ない移動だったりもするらしいです…!
小型犬と飛行機に乗る際の、食事やトイレのタイミング
飛行中の食事やトイレの管理は、愛犬の快適さに大きく影響します。適切なタイミングでの対応が必要です。
- 食事の管理: 通常よりも少なめに食事を与えることをお勧めします。飛行の3〜4時間前には食事を済ませておき、胃腸の不調を防ぎましょう。水分に関しては、脱水を防ぐため、適量を飲ませることが重要です。
- トイレのタイミング: 長時間のフライトの場合、トイレの問題は避けられません。クレート内に吸収性の高いペットシートを敷くか、尿取りパッドを使用すると良いでしょう。また、出発前に十分な散歩をしておくことも重要です。
小型犬との飛行機旅行には、これらのような細かな準備が必要です。
小型犬と飛行機に乗る際の、安全と快適を保つためのアドバイス
- 事前の健康チェック: 旅行前に獣医師に健康診断を受けさせ、必要なワクチン接種を完了させましょう。
- 飛行前の運動: 飛行前に十分な運動をさせることで、愛犬が飛行中にリラックスしやすくなります。
- 食事と水分の管理: 飛行前の数時間は食事を控えめにし、水分は適量を与えましょう。
- 慣れさせる: 旅行前にキャリーバッグに慣れさせるために、家で少しずつ時間を増やして入れてみましょう。
- 安全確認: 空港での安全確認をスムーズに行うために、キャリーバッグの中に金属製のアイテムは入れないようにしましょう。
愛犬との飛行機旅行は、適切な準備と注意を払うことで、快適で楽しいものになります。本記事のアドバイスを参考にして、愛犬との素晴らしい旅行をお楽しみください!