こんにちは!パピヨン2匹の飼い主「りゅう」です。
パピヨンはその美しい外見と愛らしい性格で、筆者含めたくさんの人に愛されています。
しかし、小型犬で人懐っこい性格のパピヨンですが、時には抱っこを嫌がることもあります。
この記事では、「パピヨンがなぜ抱っこを嫌がるのか」を解説していきます。
また記事後半では、パピヨンとより親密になるためのコミュニケーションの取り方についても解説していきます!
パピヨンは抱っこ嫌い?犬種の特徴から真理を探る
パピヨンはその美しい外見と人懐っこく愛らしい性格で、とても人気の高い小型犬です。
しかし、小型犬にしては珍しく、たまに抱っこを嫌がることもあります。
その理由はパピヨンという犬種の特徴や性格に理由があったりします!
パピヨンは活発で運動好き
パピヨンはとても活発な犬種です。
お外や広い空間で走り回ることが大好きで、毎日の運動は、パピヨンにとって健康とストレス解消するために必要不可欠な要素。
このような活発な性質は、パピヨンが抱っこを嫌がる理由の一つとして考えられます。彼らは自由に動き回ることを好み、抱っこによってその自由が制限されると、不快感を感じることがあるのです。
パピヨンは好奇心旺盛
好奇心が強いパピヨンは、新しい物や変わった環境に対して常に興味を持ちます。
そして周囲を積極的に探索することを楽しみ、その過程で多くのことを学びます。
探索することを好むため、抱っこによって自由な動きが制限されると不満を感じたり、飛び出したりすることがあります。
パピヨンは人懐っこい
パピヨンは人懐っこく、飼い主との絆をとても大切にします。
そのため、飼い主との親密なスキンシップ、とくに抱っこは、本来パピヨンとって大きな喜びの一つなのです。
しかし、抱っこが過度になると、それはパピヨンにとってストレスの原因となることもあります。パピヨンは感受性が高く、自分の気持ちを十分に理解してもらえないと感じると、不安やストレスを感じやすいのです。
パピヨンの活発で好奇心旺盛な性格を尊重し、愛情深く接することが、より良い関係を築く鍵になりそうですね!
パピヨンが抱っこ嫌いになってしまう(しまった)理由
パピヨンが抱っこを嫌がる理由として、もちろん性格以外の要因も考えられます。
ここでは、その主な理由をリストアップしてみます。
過去の経験
自身の愛犬が抱っこを嫌がる場合、その子は以前に抱っこされた際に不快な経験をしたことがあるのかもしれません。
たとえば、
- 抱っこされて落とされた
- 抱っこされて怪我をした
- 抱っこが上手じゃなくて、もやもやした
このように過去に抱っこに対してあまり良い印象を持っておらず、抱っこを嫌がるようになってしまった可能性があります。
不安や恐怖
パピヨンはとても感受性が高い犬種です。そのため突然の抱っこや人間の予期せぬ動きによって、不安や恐怖を感じることがあります。
たとえば、「突然立ち上がり抱っこをしようとする」← これは私たちが思うよりもパピヨンにとっては大きな動作で、抱っこをしてもらえる、というよりも警戒心が勝ってしまうのです。
また、パピヨンは機敏で反射神経も良いので、知らない人に突然抱っこされようとすると、思わず避けてしまうでしょう。
健康問題
イレギュラーなケースとして、抱っこを嫌がる理由として「健康上の問題が隠れている」こともあります。
たとえば、関節痛や内臓の不調などを患っていると、抱っこされる際に痛みを感じる場合があります。
いつも抱っこが大好きだった愛犬が突然抱っこを嫌がるようになった場合は、様子をよく観察し、一度獣医師さんに相談することも検討しましょう。
パピヨンの抱っこ嫌いを克服するオススメの方法
パピヨンが抱っこを嫌がる場合、飼い主としてどのように対応すれば良いのでしょうか。
ここでは、パピヨンの抱っこ嫌いを克服するオススメの方法を紹介します!
パピヨンの正しい抱っこの仕方!
1. ゆっくりと近づく
パピヨンに急に近づいたり、突然抱き上げたりすると、驚きが勝って避けてしまうことがあります。
まずは大きな動作をせず、ゆっくりと近づき、警戒心を与えないようにしましょう。
2. 優しく抱っこする
抱っこする際は上からではなく、下から手を伸ばします。
そして優しく、包み込んでふわっと抱き上げましょう。
パピヨンの正しい持ち上げ方
鉄則として「片方の手は胸の下、もう一方の手はお尻の下」に添えます。
画像のように、パピヨンの胸とお尻をしっかり支えて抱っこすることが大切です!
これにより、パピヨンの身体に負担をかけず。体重を均等に支えることができます。
持ち上げた後は、パピヨンの体が安定するように抱きしめます。体をしっかりと支えることで、彼らが落ち着きやすくなります。
また、パピヨンを降ろす際も、ゆっくりと優しくです。足が地面に触れるまでしっかりと支え、安全に降ろしてあげましょう。
抱っこ嫌いを克服するための方法!
もし愛犬が抱っこ嫌いの場合、無理強いすることは良くありませんが、それでも抱っこが必要な場面も必ず出てきます。
抱っこのトレーニングはしておいた方がいいです。
徐々に慣れさせる
上述した抱っこの仕方を参考に、最初は短い時間からはじめ、徐々に時間を伸ばしていくことが大切です。
短い時間でも抱っこができたら、褒めてあげることを忘れずに!
とくに落ち着くタイミングの夜など、比較的リラックスしている時間にコミュニケーションをとってみましょう!
愛犬にとって、「抱っこは嫌なことじゃないんだ」と思ってもらうことが大切です!
ポジティブな関連付け
抱っこができたら、トレーニング用のおやつを与えましょう。
「抱っこ=ポジティブなことが起きる」と思ってくれるようになることが大切です!
パピヨンの抱っこ嫌いを緩和するには、根気強く、優しく接することが大切です。
愛犬の気持ちとペースを尊重しつつ、安心できる抱っこの一連の流れを染み込ませることで、徐々に抱っこに慣れていくでしょう。
愛犬パピヨンと今まで以上に親密になる方法
愛犬パピヨンとの関係をより深めたいと思うのは、飼い主として自然なことです。
パピヨンはとても感受性が高く、飼い主の気持ちを敏感に察知します。そのため、日々のコミュニケーションが親密度をあげる大きなステップとなります。
積極的にスキンシップを取ろう
パピヨンはスキンシップを通じて愛情を感じます。
撫でるなどの身体的接触を通じて、愛情を伝えましょう!
話しかける
日常的に話しかけることで、パピヨンは安心感を得ます。
たとえば「おはよう」「楽しかったね」「可愛いね」など。何気ない日常の出来事や感情をなんでも良いですので話しかけてあげましょう。
日常の出来事や感情を共有することで、愛犬との絆がより一層深まります!
目を見てコミュニケーションを取る
パピヨンに話しかける際は、目を見て話すことが大切!
パピヨンは目を見てコミュニケーションをとることで、より強く絆を感じます。
ただし、睨むような視線は避け、優しい眼差しで接しましょう!
また、良い関係を築くためには、適切なしつけも必要です。
一貫性を持つこと、たくさん褒めることが大切!
しつけにおいては、一貫性がとにかく重要です。
同じ行動に対しては、常に同じ反応を示しましょう。
良い行動には、おやつや褒め言葉でポジティブな反応を示してあげてください。
パピヨンはネガティブよりもポジティブから行動を学びます。
怒るしつけはNGです
怒るしつけは、つまり恐怖で行動を制限するようなものです。
愛犬の命に関わることなど、ときには叱ることも必要ですが、叩いたり怒鳴ったりするのは絶対にNGです。
それこそ、怒るしつけばかりしていると、抱っこに恐怖心を覚えていつまでも親密になることは難しいでしょう。
愛犬パピヨンとの関係を深めるためには、日々のコミュニケーションと適切なしつけが鍵となります。
愛情を持って接し、一貫性のあるしつけを心がけることで、パピヨンとの絆はより強くなっていきます!
【まとめ】パピヨンの抱っこ嫌いは無理強いするのではなく、愛犬のペースで慣れさせよう!
パピヨンが抱っこを嫌がる理由は、活発で好奇心旺盛な性質や過去の経験、不安や恐怖がほとんどです。
抱っこ嫌いの理由 | 克服方法 |
---|---|
活発で自由を好む性質 | ゆっくり近づき、優しく抱っこ |
好奇心旺盛で探索好き | ポジティブな関連付けを行う |
過去の不快な経験 | 徐々に慣れさせる |
不安や恐怖 | 安心できる環境を作る |
健康問題 | 獣医師への相談 |
これらを克服するためには、ゆっくりと近づき、優しく抱っこすること、ポジティブな関連付けを行い、徐々に慣れさせることが重要です。
また、愛犬が突然抱っこを嫌がるようになった場合は、獣医師に相談することも忘れずに。
毎日を共に過ごす中で、愛犬パピヨンとの素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!